長男の通う中学では夏休み真っ只中です。1学期のことを書くのは今さら感がありますが、順番に振り返ります。
まずは7月のVもぎ(自宅受験)の結果についてです。
自宅受験時の様子
タイマーを使って制限時間を厳守しました。都立高校入試では昼食時間がありますが、Vもぎには昼食時間がありません。どちらの時間割で行いたいか長男に確認したところ一気に終わらせたいとのこと。Vもぎの時間割で行いました。
回答に時間のかかる長男
制限時間内に解けたのが英語と社会でした。理科はラスト5分で未回答の選択問題を適当に塗りつぶして見かけ上の完答をして提出。国語と数学は完答できず。現時点の実力なので、そのまま提出。
長男は学校の定期テストも時間内に終わらないことがあります。進研ゼミの模試や赤ペンでも制限時間内に解ききれないことが多いです。
長男が中1の頃、「テストは頭から順番に解いて分からない問題に遭遇するとずーっと考えている」と言っていて親の私がビックリした記憶があります。
(時間配分を考える、分からない問題はとばす、見直しの時間を必ずとる、といった基本的なことを伝えました)
中3となった今、時間内に終わらないのは問題を読むスピードが遅い、かつ、問題の意味を読み取るのに時間がかかると思われます。
Vもぎ結果
カッコ内の数字は今回のVもぎ偏差値です。
- 国語(51)
- 数学(58)
- 英語(63)
- 社会(68)
- 理科(63)
- 3教科(59)
- 5教科(63)
時間内に完答できなかった科目がある、通う中学のレベルが低いと言われている、などから親子でもっとヒドイ予想をしてました。これでも思っていたより良かったというのが長男と私の感想です。
学校の成績と今回の模試の結果が違うところもあり、戸惑いもあります。
学校の成績と一致しなかったところ
- 長男の得意科目の数学が伸びなかった
- 苦手の理科が本人比で良かった
長男の中で数学は得意科目です。最近は数学より他の教科のウエイトをあげていたのですが、見事にコケる。ま、その程度の得意ということです。
理科はたまたまでしょう。問題の相性が良かったのかカンで答えた選択問題が正解したのかもしれません(笑)
学校の成績とリンクしているところ
- 国語がネック
- 勉強時間の割に社会がまずまず
国語は本人比で少しずつ上がってきたと思っていたのですが、まだまだ通用しないレベルでした。
社会は平均点が低かったこともあり、結果的に偏差値が高くなりました。(長男的には手応えを感じていなかったので全くピンときていない)ただ、ほとんどの中3生はこれから社会を勉強してくるはずです。油断禁物。
志望校判定
都立の志望校はすべて中堅校(Vもぎ偏差値55~60くらい)です。第1志望から第3志望まで判定は全部「S」でした。
私立の志望校判定は2校でC~D判定でした。滑り止めにならない(笑) このままでは併願優遇を使える内申がないと話になりません。
自宅模試もそうですが、1回の模試じゃ分からないというのが正直な感想です。
苦手分野を把握する
Vもぎの結果には正誤表が記載されています。長男の弱点分野が分かりました。ありがたや。
英語
「長文が苦手」と長男は言うものの、いちばんできなかったのは文法・ライティング。並び替え問題が得点できていなかった。並び替え問題ってサービス問題では…?
長男はよく「ケアレスミスだ!」と言ってますが、単に文法がちゃんと身についていないということです。
数学
三角形と四角形。正答率8割の問題を落としてた。得意教科でも基本がごそっと抜けているところがあるから怖い。
国語
説明文が弱いが、それ以上にできなかったのが古典。古文(漢文)は手つかずなので対策すればもう少し得点できるかもしれない、と淡い期待を抱く。
社会
今回の模試では大きな弱点はないが、ちょこちょこ取りこぼしている。詰めが甘い。(←詰めの甘さは私に似ている)
理科
音の性質(物理分野)。ほとんど不正解なので単元丸ごと抜けている。長男の理科の得点を見ると、勉強した単元と手つかずの単元が一目瞭然。ある意味対策しやすい。
次回も自宅模試
8月末と9月に実施されるVもぎも自宅受験です。模擬試験はどこかの会場で受けることに意味があるので今後の自宅受験に価値があるのか迷いますが、判断材料になるものがほぼないので9月のVもぎ受験を申込みました。