2021年1月26日(火)に都立高校の推薦入試を受けました。
前日の様子
前日に中学校で都立推薦入試受験予定者にガイダンスがありました。2クラス分くらいの人数がいたそうです。
今年度は中学校単位で願書発送・受験票受取りですが、同じ高校を受験する子の受験番号が連番になっていたとのこと。発表のとき合否が丸わかりじゃん…!男女別の受験番号なので、男子は男子で連番、女子は女子で連番。(長男が受験する高校だけ連番なのか他もそうなのかは定かではありません)
前日の長男の様子は普段と変わらず。夕食後「○○先生、志望校に合格しました」と何やらブツブツ唱えている。
「何をしているの?」と訊いたら、合格報告のイメージトレーニングとのこと。イメトレ自体は非常に良いことだが、翌日の推薦入試の面接のイメトレをした方がいいのでは…?
(担任や部活の顧問など報告予定の先生の人数分唱えてた)
何とも謎メンタルである。試験当日の緊張を想像できないことからくる行動のように思えてならない母でした。
当日の親の付き添いはせず
当日の朝。いつも通りの時間に起床。前日早めに就寝させたが、なかなか入眠できなかったとのこと。遠足の前日に寝付けないタイプは試験前日もそうなるのね。
試験日は親が付きそうかどうか悩むと思いますが、ウチは付き添いなしでした。私は行きだけ付き添おうと思っていたのですが、長男と同じ高校を推薦で受ける子がいて一緒に行く約束をしていたため付き添い不要と言われました。
高校入試に学校の子と一緒に行くの!?と思ったのですが、前日の学校のガイダンスで「生徒同士で一緒に行かない方がいい」とアドバイスがあり、結局各人で行くことになりました。
一応、付き添いは必要かを確認したら「ひとりで行く」とのことなので、付き添いませんでした。長男は鉄オタなので、都内近郊の路線は頭に入ってます。何かあっても別ルートで行く判断ができるので任せました。「万が一、遅延になったら改札で遅延証明をもらうこと」とだけ伝えました。
前日も当日も「久々に電車に乗れる」とウキウキしていました。とても入試に臨むとは思えない。
付き添いはした方が良い
基本的に付き添った方が親も子も心理的に落ち着くと思います。往復付き添う、行きだけ付き添う、乗換駅まで付き添う、子が嫌がるけど離れて尾行するなど、いちばん安心できる送り出しができればと思います。
試験の様子
帰宅した長男が最初に発した言葉は「面接がめちゃめちゃ緊張した~。」でした。ああ、やっぱり前日に試験当日の緊張を想像することができなかったか(先を読むということが本当にできない)。
頭の上の方から面接を受けている自分を見て「このヒト、すげー緊張している」とずっと思っていたそうです。自分を俯瞰して見ることができたら落ち着くと思うのだが、そこは15歳の中学生、ただ俯瞰しているだけだったようです。
面接は時事問題から校長先生のフルネームまでいろいろ想定しましたが、自己PRカードにのっとった基本的なことしか訊かれなかったとのこと。緊張はしたけど面接で大失敗はなかったそう。(かといって手応えもなかったそう)
- 志望動機
- どのような高校生活にしたいか
- 中学で主体的に行動したことは何か
- 高校卒業後の進路をどう考えているか
あと面接官は年代高めの先生を勝手に想像してたのですが、長男を面接したのは若手教師2名で「面接官が若くてビックリした」と言ってました。まさかここに動揺した!?(笑)
作文については「書ききった。まあまあできた。」そうです。
※実際に長男が受けた試験は作文が先で、面接が後でした。時間帯によっては面接が先で作文が後というパターンもありました。
試験全般を通して長男の感想は、「絶対に合格とも思えないし、絶対に不合格とも思えない」とのこと。
合否は読めません
長男の話と倍率から、母も合否の予測はできません。
長男の受験した高校は内申450点、作文・面接で450点です。作文と面接の配点は1:1で275点ずつです。(配点は各高校で違います)
レベルの高い学校ほど小論文の配点が高い傾向にあるので、長男の受験校は面接(人物)にウエイトを置く印象を受けました。面接がものすごく上手くいった子が有利かなあという気がしました。
とはいえ、アピール上手な子は一握りだと思います。長男を含め大抵の子は可もなく不可もなくだと思うので、面接点では極端に差がつかないようにも思います。
作文も長男ができたといっているくらいだから周囲もそこそこできたと思われます。作文で大きくリードできる子もやはり一握りではないのかな。
結局は内申点になるのかな?とはいえ、今年度は内申がインフレしているというウワサもあるので、みんな内申に自信をもって推薦試験に臨んでいる可能性もありそう。
やはり発表まで分からないってことです。宝くじ、運試しと言われてしまう訳です。
内申点勝負ならば長男にかすかな勝機あり、面接と作文勝負ならば厳しい、と母は思ったのでした。
(所詮、シロウト母の予想です)
一般入試に向けてラストスパート
合否は自分の裁量で決められるものではないので、もう神様とか宇宙の法則みたいなものにお任せして(単に高校側の裁量ですけどね)、切り替えて自分ができることを積み重ねるのみです。
私立と都立の一般入試に向けてラストスパートです。鬼母は推薦入試当日も勉強スケジュールを入れました。長男も淡々とこなしてました。
推薦入試を受けた皆さま本当におつかれさまでした。今後の人生にプラスになる経験ができたと思います。