塾なし中学生の勉強法

公立中学に通う息子の塾なし家庭学習・受験勉強ブログ。現在中3、2021年高校受験。

私立高校の説明会と個別相談会

9月に私立高校2校の説明会&個別相談会に参加しました。

 

※訪れた順にA高、B高…と書きます。訪れた高校はいずれもコース制でした。正式な名称は各校で違いますが、当ブログでは特進コースと普通コースで表記します。

併願私立高校選びをどうしよう

長男は都立高校を希望しています。都立を選ぶ深い理由はなく、部活の先輩たちの多くが都立高校に進学していたからです。私立高校にピンときていませんでした。

 

抑えの私立高校を選ぶ必要性も分かっておらず、自分から私立高校を積極的に探す気配が全くありません。

 

長男が中1や中2の頃は親の方も併願私立高校まで考えが及ばず、合同説明会や進学フェアに足を運ぶことをしていませんでした。

 

長男が中3になって、都立1本で受験するのはさすがにリスキーなので併願私立高校を気にするようになりましたが、今年のコロナ禍で春先のフェアは軒並み中止になってしまいました。 

 

地方出身の母からしたら、都内には星の数のような私立高校があります。どうやって見つけましょう。

 

大学付属高校に興味を示さず

母が最初に考えたのは大学付属高校でした。抑えというより本命校選びの匂いがプンプンします。そんな母の魂胆が透けて見えたのか、どの高校も長男は拒否反応。

 

拒否する理由は以下の4つ。

  1. そもそもの学力が及ばない
  2. わが家からの通学が厳しい(満員電車に長時間乗りたくない)
  3. 希望する部活がない
  4. 大学が決まってしまうのがイヤだ

 

まあ理由1がすべてで、2と3は後付け。理由4は「どのクチが言うんじゃ~!」という感じですが、長男は大学受験の現実を全く分かっていないが故の発言です。(3年後に後悔してそう)

 

頼りにしたのは高校受験案内

次に思いつくのは、わが家のエリアで名前の聞く併願優遇高校。しかし、思いのほか内申基準が高く、中2の終わり時点では厳しく感じていました。

 

春先から、母は分厚い高校受験案内とにらめっこをしていました。

 

首都圏高校受験案内2021年度用

首都圏高校受験案内2021年度用

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そして、「ここは!」と思う学校(A高校)を見つけました。名前を見るのも聞くのも初めての高校でした。東京出身の夫も知らないと言ってました。

 

高校のHPをおそるおそる見たところ、印象の良いものでした。知名度のなさが不思議なくらいでした。長男に学校の特長を伝えたところ、興味をもってもらえたので暇なときに少しずつHPを見てもらいました。

 

A高校の説明会と個別相談会

定期的に母がA高校のHPをウォッチしていたので、9月の高校説明会の日程が出た時点で申し込みをしました。

 

今年は予約日初日にほとんどの高校で満員となる中、A高校は定員に達していないのか説明会当日でも募集画面が表示されていました。 「知名度がないのではなく、単に人気がない学校なのか!?」とかなりの不安を感じてA高校に行きました。

 

周囲で通っている子の話を聞かないので評判が全く分かりません。自宅からは電車で1本で駅からも近くトータルで1時間くらい。決して近いわけではありませんが、通学はしやすく感じました。

 

早めに着いたので受付番号が一桁の数字でしたが、定刻になる頃には会場のほとんどの席が埋まっていたので、ホッとしました。

 

内容は、校長先生の挨拶、学校紹介、在校生(高1)のインタビュー、進路実績、入試要項、学校見学、個別相談会でした。学校紹介はコロナ禍での取り組みなどパンフレット以上のことが盛り込まれていました。トータル2時間くらい。

 

A高校は中高一貫校ですが、高校からの入学も多いです。在校生のインタビューは特進コースの高入生で部活加入者という受験生と保護者がいちばん知りたいタイプの生徒が話をしてくれました。ツボを押さえた構成でさすが私立はアピール上手です。

 

進路実績は合格実績でした。(合格実績なので国公立大学の数字を見るようにしています)一般入試、指定校推薦、AO入試等のパーセンテージを教えてくれたのが好印象でした。中堅校なので「一般入試にこだわらず大学進学を」という面があると思うのですが、多様な入試方法に理解があるのはいいなと思いました。

 

頂いた資料には高校で使う各教科の教材や校則なども載っていて情報開示っぷりにビックリしました。

 

学校見学は小さなグループ単位。OB・OGが案内してくれました。校舎は新校舎と旧校舎があり、生徒の教室はすべて旧校舎でした。旧校舎は公立高校以上に古く感じましたが、荒れている感じはありませんでした。旧校舎はマイナス印象になってしまうと思うのですが、隠さずに新旧の両方の校舎をちゃんと案内してくれたのは良かったです。

 

この日は土曜日でしたが、運動部、文化部ともかなりの生徒が活動していて活気がありました。学校のいろいろなスペースで生徒が思い思いのことをしている姿を目の当たりにできたのは良かったです。

 

個別相談会では併願優遇について尋ねるので成績表のコピーを持参しましたが、高校側のアンケート用紙に成績を書く欄が設けられていました。アンケートを元に話が進みました。

 

1学期の評定でこの高校の特進コースの併願優遇基準を満たしていたこともあり、担当の方には「安心して受験してください。」と言われました。

 

実際の併願優遇は12月に中学の先生と高校との間で行われますが、こうもアッサリと言われたのでビックリしました。

 

その後、担当の方に高校や入試に関する質問があればどうぞと言われ、学生生活にまつわるちょっとした不安などを質問をしました。やりとりをしていると担当の方が「自分の子どももこの学校卒業してます」と教えてくれ安心感UP。(これもある種のアピールなのかもしれません)

 

ちなみに長男からの質問は「上履きありますか?」というものでした。説明会時は土足だったので気になったみたいだけど、それ今訊く必要ある?おまけに「う、う、う、上履き…ゴニョゴニョゴニョ」という緊張具合で母ビックリでした。

 

私立高校は入試で面接があるところも多いです。今後の相談会でも場慣れという意味で本人にひとつは何か質問させようと思ったのでした。

 

A高校の説明会の印象は親子でかなり良いものに感じ、「人気ないみたいだけど(すみません)、長男的には穴場じゃない?」と思ったのでした。

 

実際の人気は分かりませんが、一応定員割れはしていません。他の併願校と比べて総受験者数が少ないのです。

 

中高一貫、学費が若干高いのでその辺りが避けられるのでしょうか。あとは親世代のときの評判が芳しくなかったのかもしれません。

 

私の出身地方の高校で昔と今でレベルが全然違う学校があります。今はレベルが上がっていてもわが子が行きたいと言ったら、昔のイメージで「うーん…」となってしまう感じがします。それと同じでしょうか。

 

私は地方出身でA高校のマイナスイメージがない、夫も知らないと言っている(変なイメージがない)ので、人気のなさは気にしないことにしました。

 

長男は校長先生の話が印象に残ったようです。確かに熱のあるトークで人を惹きこむ話し方でした。

 

あとは「安心して受験してください」と言われたことが長男には大きかったようです。確実に高校生になれる道があると分かりホッとしたようでした。

 

普段の生活では受験のプレッシャーやストレスが前面に出てこないので親は心配していなかったけど、長男なりに不安を感じていたんだな。

 

B高校の説明会と個別相談会

2校目のB高校。併願優遇と言えばココ、というくらい私の住むエリアではポピュラーです。夏の三者面談で担任からも名前が挙がっていました。

 

当初は定員オーバーで申し込めなかったのですが、追加日程が組まれ申し込みができました。今まで訪れた高校でいちばん家から近いです。電車で35分くらい。(電車で35分を近く感じる感覚って一体…とは思う)

 

自分の住む町と同様に郊外にあることもあり、高校の敷地に足を踏み入れたときに親子で最初に感じたのは強烈なデジャヴ感。(過去に訪れたことはない)「自分がこの高校にいるイメージがわく」というのが長男の第一印象。うん、母も想像できる。校舎に馴染んでる。

 

B高校の説明会は校長先生の話、学校紹介ビデオ、入試要項、進路指導と進路実績などでした。内容はパンフレットをなぞるものでしたが、直接話を聞くのと自宅でパンフレットを読むのとは印象が違います。

 

校内見学は指定されたエリアの中を各自で自由にどうぞ、というものでした。教室とカフェテリアと図書館とトイレを見ることができました。個別相談含めてトータルで1時間。

 

日曜だからか在校生はなく、部活をしているのは野球部くらいでした。金属バットの音が心地よく響いていました。

 

個別相談会では持参した成績表のコピーを見せ、担当者が成績をメモしてました。ここは特進コースに内申が1足りません。

 

普通コースならあの手この手の加点がありますが、特進コースは加点がありません。今の成績で特進希望なら当日点のチャレンジ受験でどうぞとのことです。「2学期上げられる科目はありそう?あ、この科目は観点別が全部Aだね。頑張ればクリアできそうだね。」と励まされました。

 

あとは特進コースの部活加入ができるのか気になって尋ねたところ、「特進コース自体が部活みたいなものです。」と言われました。活動日が週2~3回程度のものなら加入している生徒もいる、という感じでした。特進コースで部活は推奨されない雰囲気です。

 

そうなると部活をしたい長男は普通コースになります。現時点で特進コースの併願優遇に達してないので、普通コースが身の丈にあっているのでしょう。

 

B高校の進路指導に特徴があったので、長男は気になったことを尋ねてました。またしても極度の緊張度合いでした。長男の訊きたいことを親でさえ汲み取れないくらいの緊張っぷり。最終的に質問したいことにたどり着けたので丁寧に回答して頂けましたが、どうした長男!?(どちらかというと長男は物怖じしないタイプなんだけどな)

 

B高校は特進コースも普通コースも一般入試で大学進学をめざしています。実際のカリキュラムや学校生活はかなりハードそうです。校舎の醸し出す雰囲気と不思議なくらい馴染む感じがして惑わされますが、長男の性格に合う学校なのかは冷静に考えたいところです。

 

2校の訪問を終えて

どちらの私立高校もそれぞれの良さがあり、2校とも好印象でした。学校説明会は基本良いことしか言わないので悪印象にならないのかもしれません。

 

私立高校に興味を示さなかった長男も実際にこの目で見ると「どっちも受験したい」とまで言うように。第一志望は変わらずに都立ですが、第二・第三志望は私立に変わりました。私立高校の説明会アピールにまんまと引っかかってます(笑)

 

10月以降も別の私立高校説明会に行く予定ですが、違った良さを感じていろいろ揺れるのかもしれません。