2021年9月上旬に小6次男が漢検5級を受けました。小学校での団体受検です。先日、結果が出ました。合格しました。
漢検5級対策
未習漢字の学習
漢検5級は小6レベルです。夏休みに小6の未習漢字を学習しました。読み書きだけなら一通りマスターした印象がありました。
漢検対策まで及ばず
しかし、漢検の出題は読み書きだけではありません。夏休みの終わり頃にいちまるの最終ページ<テストにチャレンジ>を解いたところ、四字熟語や類義語・対義語などが全くできていませんでした。未習漢字の学習はしたものの漢検対策まで及ばず、母は「しまった!」と思いました。
トータルでは合格ラインの7割に届くか届かないかといったところです。せっかく勉強したこともあり、あと数問で届かない事態は避けたいと思いました。漢検5級受験は母のエゴなので受験するだけで良しと思うも、ここは次男にもうひと踏ん張り粘ってもらいました(笑) 次男も落ちるのはイヤだと思ったらしく、真面目に取り組んでいました。
検定日1週間前にしたこと
夏休み終了から検定日まで約1週間。時間がありません。苦手分野だけに絞って学習しました。
苦手分野の過去問演習
漢検5級の問題は大問が11あります。次男は大問(六)~(十)の5つが正答率50%以下でした。
- (六)四字熟語
- (七)類義語・対義語
- (八)熟語づくり
- (九)二字組み合わせた熟語の意味
- (十)同音異義語
過去問練習はこの5つの分野に絞りました。
知らない言葉をノートにまとめる
次男にはそもそもの語彙力がありません。四字熟語などは答えを見ても「こんな言葉知らない。」のオンパレード。
間違えた言葉や知らない言葉は辞書を引きノートにまとめました。類義語・対義語はセットにしてノートにまとめました。
過去問は4回分を3周しました。3周しても全問正解にならず。不思議と同じ問題をひたすら間違え続けるので、「過去問を解く⇒間違えた言葉はノートを見て意味を確認する」を繰り返しました。検定日当日もまとめノートを持たせ休み時間の直前勉強に使ってもらいました。
当日の戦略(?)
今までのテストや検定は頭から順番に解いていた次男。漢検5級の過去問では(八)熟語づくり に大苦戦していました。時間がかかりここで手が止まります。
「先に(九)~(十一)解いて最後に(八)を解こう。」と伝えました。過去問練習の2周目あたりから(八)を最後に解くように練習していました。
粘りの成果
こんなふうな感じで直前1週間は粘れるだけ粘りました。持ち時間でやれるだけのことはやりきりました。
当日の出来を尋ねると、「ちゃんと(八)は最後に解いたよ。全部埋めた。」とのことでした。
約1ヵ月ちょっと経ち、結果が返却されました。181点(200点満点)で9割取れていました。想像以上の嬉しい結果となりました。
懸念していた四字熟語や類義語・対義語は9割以上得点できました。大苦戦していた熟語作りに至っては満点でした。過去問で熟語作りが満点になったことは一度もなかったのに。彼の中で何かが降臨したか当日の問題に恵まれたか。何はともあれ、分野を絞って集中的に取り組んだ甲斐がありました。
半面、直前に全く対策しなかった読みや部首などの正答率は8割ほどでした。大丈夫と思っていたところを予想以上にポロポロ落としていました(;'∀')
漢検5級取得を終えて
母のエゴで次男は漢検5級にトライしました。受験するだけで良しと思っていたものの検定日を前にして合格への欲が出た母です。無事に合格したら今度は「中1で漢検4級、中2で漢検3級を取得してほしい」という新たな欲が母に芽生えています。どうしましょ。
当の次男は5級の学習から解放され喜んでいます。母が「4級・3級を取得してほしい」と思っていることは全く知りません。
現時点で次男に今後の漢検取得計画を伝えていませんが、中学生以降も母の欲に次男は付き合ってくれるとありがたいと思う母です。