長男は国語が苦手です。
これまで読解力UPのために『新日本語トレーニング』に取り組んでいました。STEP1~15までの3冊が終了しました。
今回は語彙力UPのための取り組みについてです。
語彙力UPのために始めたこと
新日本語トレーニングはここでひとまず終了です。国語は学年末テストに向けての勉強に切り替えます。
語彙力強化に『中学 国語力を伸ばす語彙1700』
学校のワーク中心の勉強になりますが、これだと定期テスト対策だけになってしまいます。長男の国語力が改善されるとは思えません。
普段の会話や提出物から長男の語彙力の乏しさを感じています。語彙集に取り組むことにしました。
選んだのは『中学 国語力を伸ばす語彙1700』(吉岡 哲、株式会社文英堂)です。
夕食後30分以上ダラダラしているので、その中の15分を語彙集の時間にあてることにしました。
内容について
評論編、小説編、成語編(ことわざ、四字熟語、慣用句)で構成されています。各編でさらにグルーピングされています。
意味と例文、類義語が載っています。 評判の良い2色シートが付いています。
評論編には対義語のページもあります。
巻末にはさくいんのページがあり便利です。
長男の反応と取り組み
パラパラめくって「こんな言葉聞いたことない、知らない」を連発していました。知っている言葉より知らない言葉の方が多そう。
所以(ゆえん)、如実(にょじつ)といった「これ、どうかな~?」と思う言葉はまず読めません。
インプットの段階なので語句と意味の音読から始めています。長男が15分で進められるのが1日6ページ。このペースだと約53日で1周します。
新聞コラムの音読
長男は文章を読むスピードも遅いです。つきっきりで勉強を見ているわけではありませんが、国語は制限時間内に解けないことが多いです。
今から本を読む習慣をつけるのもなかなか大変。それでも文章に慣れてもらいたい。そこで思いついたのが新聞。
あまり難しくなくて読み切れる分量、内容(テーマ)が日替わりということで、新聞のコラムと読者エッセイの音読を始めました。
「なぜ音読?」と思うかもしれませんが、親の私が隣で聞けるからです。かかっても2、3分。親の負担感が少ないです。
音読させたところビックリ。スラスラ読めません。漢字が読めません。国語力が弱いと音読できないというのは本当なんだ(゚Д゚;)
(小学生時代の音読は高学年でも上手だったのにな。いつからこんなに読めなくなったんだろう?)
文章慣れのためにと思った音読ですが、語彙力のなさから読めないことがよく分かりました。
読めない漢字は意味もわかりません。読み方を教え『語彙1700』のさくいんを使ってその場で意味を確認しています。たいていの言葉は『語彙1700』に載ってます。載ってなければ辞書を引きます。
数分のやり取りですが、私も意味を勘違いしていた言葉があり自分も勉強になります。親が間違えていると子どもの記憶に残るらしく、その言葉は読みも意味もすぐに覚えました(笑)
音読は新聞だけでなく、国語のワークに取り組む日は教科書も音読するように伝えています。
国語に多くの時間を費やせませんが、スキマでできることを侮らずにコツコツ進めていきます。